ポーカースターズ
ポーカースターズは、世界最大のオンラインポーカールームです[1]。２００３年の世界ポーカー選手権（WSOP）のチャンピオンのクリスマネーメイカー、２００４年のチャンピオンのグレッグ“Fossilman”レイマーは、ポーカースターズのサテライトトーナメントを通じて出場権を獲得しました。この２人のチャンピオンは、現在では、ポーカースターズの広告塔として活躍しており、２００５年のチャンピオンのジョーハッシャム、２００８年チャンピオンのピーターイーストゲート、２００９年チャンピオンのジョーキャダも常連のプレイヤーと同様に広告塔として機能しています。ポーカースターズは、ヨーロピアンポーカーツアー（EPT）、アジアパシフィックポーカーツアー（APPT）、ラテンアメリカンポーカーツアー（LAPT）、オールトラリア・ニュージーランドポーカーツアー（ANZPT）、イタリアンポーカーツアー（IPT）、チェコスロバキアポーカーツアー（CSPT）、ノースアメリカンポーカーツアー（NAPT）の主要スポンサー又は共同オーナーとなっています。ポーカースターズは、ポーカースターズカリビアンアドベンチャー（PCA）というワールドポーカーツアーのイベントのひとつのスポンサーでもありました。ワールドポーカーツアーは、今ではこのイベントを開催していませんが、現在では、EPTとNAPT共通のイベントのひとつとなっています。２００５年には、e−ゲーミングレビューがポーカースターズを「Best Poker Operator of the Year」に選出しました。ポーカースターズは、ウィンドウズ・マッキントッシュどちらでも使用可能なポーカーソフトをダウンロード可能にしており、どちらのソフトもまったく同じ機能を提供しています。

概略

ポーカースターズは、２００１年９月に試験的にプレイマネー（仮想通貨）用のサイトを立ち上げ、同年１２月には、リアルマネー（現金）用サイトも開始しました。ポーカースターズは、元々は、イスラエルのシェインバーグ一族が大部分を保有するコスタリカの法人（Rational Enterprises）でした。[2][3]この会社は、最終的には、英国直轄領であるマン島に移転しました。この移転は、法人税が０%となり、 米国からのカジノ及びポーカーの賭け金の受入れを禁止する法律が廃止されたことに負うところが多いものでした。[2]ポーカースターズは、マン島ギャンブル監査委員会の免許を保有しており、イタリアにおける免許についてもthe Amministrazione Autonoma dei Monopoli di Stato (AAMS)から取得しています。[4]
マン島への移転以降、ポーカースターズは、新規株式公開や上場企業の合併などが噂になる度に投機の対象となってきました。アナリストは、ポーカースターズの市場価値を２０億USドルと概算しており、ポーカースターズは世界最大の民間ギャンブル会社の一つということになります。[3] ポーカースターズは、米国議会が違法インターネットギャンブル取締法を採択したのとほぼ同時期に、パーティーポーカーを上回り、世界最大のオンラインポーカールームとなりました。パーティーポーカーを含む多くのサイトが米国のギャンブラーとの取引を直ちに停止しましたが、 ポーカースターズを含め停止しないサイトもありました。[5] それ以来、ポーカースターズは、成長し続け、最大で３０万人以上のプレイヤーがプレイするサイトとなっており、現在も着実に成長し続けています。

２００９年１２月２７日にポーカースターズは、世界最大のオンライントーナメントを記録をしました。トーナメントの参加費は１ドルで、参加者数の記録は、149,196人でした。
ポーカースターズは、「F40」祝典期間中の2010年2月19日に400億番目のハンドをディールしました。「記念」ハンドは、100万ハンドごとに400億ハンドまでディールされ、400億番目のハンドの勝者に与えられる24000ドルを含め、総額で779921.20ドルの賞金が与えられました。

プレイ可能なゲーム

ポーカースターズは、10種類のポーカーゲームを提供しています。テキサスホールデム、オマハ、オマハハイロー（8orBetter）、スタッド、スタッドハイロー（8orBetter)、ラズ、５カードドロー、2to7トリプルドロー、2to7シングルドロー、バドゥーギです。HORSE、 HOSE、 Mixed Hold'em、 Mixed Omaha Hi/Lo and 8-Game、上記のゲームのいくつかを回すミックスゲームについてもプレイできます。[6]プレイヤーは、0.01−0.02ドルから1000−2000ドルまでのレートのゲームに参加できます。ポーカースターズは、世界最大のオンラインポーカートーナメントシリーズであるオンラインポーカー世界選手権のホームであり、そこでは、20000以上のプレイヤーが毎日現金を賭けたリングゲームをプレイし、更に数千のプレイヤーがトーナメントやプレイマネーのゲームをプレイしています。[7] 最大で30万人のプレイヤーが同時にプレイしています。PokerStars.comのプレイマネーでプレイするプレイヤーは、現金でのプレイのできないプレイマネー専用のサイトであるPokerStars.netでプレイするプレイヤーともプレイすることになります。2008年10月には、ポーカースターズは、イタリア人専用のPokerStars.itも立ち上げ、プレイマネーのゲームに加えて、ユーロ建てのトーナメントも提供する予定になっています。ポーカースターズは、PokerStars.comでもユーロ建てのリングゲームやトーナメントを提供しています。2010年3月には、米ドル建て、ユーロ建てに加えて、ポンド建て、カナダドル建ての現金口座の開設も可能になりました。

ポーカースターズ一押しのイベントは、毎週開催されている150万米ドルの賞金総額が保証されている215ドルバイインのサンデーミリオンです。２００７年７月８日には、新しい週間イベントとして11ドルバイインのサンデー4分の1ミリオンを開始しました。このイベントには、大体25,000人から30,000人のプレイヤーが参加しており、参加人数の点では、最大の定期開催のリアルマネートーナメントとなっています。この参加総数は、2007年5月2日のサンデーミリオンの参加人数記録である10,894人を上回っています。[8]

Pokerstars Wikipedia （英語版）